2008年05月19日

エコツーリズム

持続可能な観光、エコツアーが注目されています。

エコツアーとはエコツーリズムに基づいた観光であり、概要としては下記のようなことになります。

 

エコツーリズム

自然の生態系や歴史的文化的な遺産の保護と保全という活動に、観光という余暇活動が加わり、さらに欲を言えば、それにその環境を維持している地域への還元があって初めて理想的なエコツーリズムになるというものである。単なる観光でも、ボランティアでもない。

自然の生態系や歴史的、文化的な背景をもつ地域、環境に出かけ、それを楽しむと共にそれを保全、維持してきた人たちへの感謝も忘れないこと、それがエコツーリズムの精神である。一方で、所詮は自己満足のエゴツーリズムであるという批判もある。

エコツーリズムは本来、持続可能な社会の実現のためのツーリズム版(「持続可能な観光」)である。少人数型のエコツーリズムは、ややもするとマスツーリズムとは対極的なものとして、マスツーリズム批判に使われることも多かった。 しかし、本来目指すべき持続可能な社会の実現を考えたとき、エコツーリズムだけでは数的に小さく、その他大多数のツーリズムがグリーン化しなければ、持続可能な社会にはなりえない。

 

さてエコツーリズムというものじっくり考えてみるとなかなかに難しいような気がしてきます。

1993年世界自然遺産に指定された屋久島、毎年多くの観光客が訪れています。が屋久島の象徴とも言うべき縄文杉は現在間近で見ることはできなくなっています。心無い観光客の所業もあるのですが、なにより有名になったが故の観光客の増加が杉の根付近の土を削り、倒壊の危険が生じたことによります。

観光客の増加は自然遺産を維持する地域には還元されますが、その自然遺産には負荷を掛けます。

地域に還元しつつ環境に負荷を掛けない、それを両立することが持続可能な観光・・・なかなかに難しいですよね。

エコツーリズムと言わないまでも旅行や観光の際にちょっと旅先の環境を考えてみるのもいいかもしれません。

編集員 和尚



kad190814 at 09:11 │Comments(0)編集長・編集員記事 

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