2007年10月25日

北極の現実

『編集員 ひろくま』

今から、約30年後には地球上から北極がなくなってしまう・・・
そんな事を、最近耳にしませんか?

2006年12月 米の国立大学研究センターは大気中の
温室効果ガスがこのまま増え続けると、2040年頃までに
北極の氷は溶けてなくなると、試算し発表しました。

北極
私達の住む日本からは、ずっとずっと遠く、
どれ位 離れているのか・・・
どれ位 空気が冷たいのか・・・
どれ位 海の水が冷たいのか・・・
想像する事すら難しい地・・・

先日、私は北極の厳しい自然の中で懸命に生きようとする
動物達に出会いました。
「北極のナヌー」という映画です。

北極のナヌー 暗く、暖かな巣穴の中で生まれた北極の子ナヌーと
 海に浮かぶ氷の上で生まれたセイウチの子シーラー
 この二匹の冒険を追ったドキュメンタリー映画。

            母親の愛情につつまれ成長してゆく過程は本当に  
            愛らしくほほえましい映像が続きます。でも・・・
            冷たいはずの海が暖かくなり、歩みを進める氷の
            地面は小さく薄くなり、突然割れて海に落ちてしまう。
 北極のナヌー2
 冷たく白い氷の世界だからこそ、その地に住む者達に
 とっては楽園であるのに、地球温暖化の影響で激変し
 ていく環境の中、懸命に命をつなごうとする姿に思わず
 「頑張って」 と手を握り締めていました。 



165万年前の氷に覆われた厳しい自然が今静かに変わりつつある。
北極圏の平均気温は60年代半ばから、年平均0.04℃の割合で上昇し
北極海の海面積は05年に530万Kとなり、168万K(日本国土の4倍半)も
減少したそうです。

人間が、積重ねてきた行いのつけが 何も知らない動物達へ真っ先に
向かってしまう現実。そんな中でも、母から子へと繋いでゆく命のリレー。
30年後も、その先も北極の氷が溶けてなくならないように、今この瞬間から
私達、人間ひとりひとりが出来ることを考えて実行していかなくてはならない
と、痛切に感じました。

そして北極の現実は、遠い地の事ではなく、地球上すべての生き物への
警鐘なのだという事に、皆が気付きますように・・・と祈らずにはいられません。

是非皆さんに見ていただきたい映画です。ヾ(o・_・o)

              



kad190814 at 08:00 │Comments(0)編集長・編集員記事 

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